大阪梅田のランドマーク

大型鋳物を得意とするヤスダモデルでは「景観鋳物」の木型をよく製作しています。

最近の代表作は、大阪梅田のオシャレなビルの外観の木型です。
ビルの大部分をアルミ製の横格子が覆っていて、格子の1本は10m以上ある大きなものです。
「棒状のものだから、アルミを伸ばして、バーンと切ればできるんじゃない?」と思っていませんか?

こういうものでも、やはり木型が必要なのです。むしろ、こういう大きいもの程、木型が必要になってきます。
そう思って街を見渡してみてください。結構、木型が必要な外観の建物って多いんですよ。

景観鋳物には、上の例のように機能的意味の大きなものと、もう一つ、装飾的な目的で作られる物があります。 ヤスダモデルでは、デパートの入り口などを華麗に装飾する窓枠の木型を製作したことがあります。

こちらも梅田にあるデパートで、繊細な曲線が優雅で高級なイメージを醸し出しています。 こういう難しいやわらかな曲線は、やはり熟練の職人でなければ、なかなか難しいのです。 例えば、小さなパーツに分けて、3Dプリンターで作ったとしても…それを繋いでいくのは、やっぱり熟練の技が必要。 実はこの木型、一旦他社で作ったのですが、若干イメージが違ったと言うか、ちょっと荒かったというか… 最終的にヤスダモデルで修正して納品させてもらった、という経緯のものです。

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