現在も大手販売店さまの什器をリピート受注しております。
全国展開されている販売店様で、内装デザインはどの店舗もほとんど同じですが、什器のサイズは店舗のサイズや床面積によって変えなければいけません。リピート品であっても一品ずつサイズが違うなどの対応も柔軟に行なっております。
全国展開されている販売店様で、内装デザインはどの店舗もほとんど同じですが、什器のサイズは店舗のサイズや床面積によって変えなければいけません。リピート品であっても一品ずつサイズが違うなどの対応も柔軟に行なっております。
洋樽を製造している企業様から、展示会でインパクトのあるディスプレイがしたいとご相談がありました。
この企業様は、樽の製造メーカーであり、樽づくりには相当のこだわりを持っていらっしゃいます。
そして、この写真にある「Tarusky」は、焼酎を洋樽で熟成させたという珍しいお酒です。
先日、全国展開しているチョコレート専門店から、オブジェの製作をご依頼いただきました。
全国にある12店舗に設置するとのお話でした。
“チョコレート専門店のオブジェを製作しました” の続きを読む
デパートのショーウインドウに「からくりデイスプレイ」を製作いたしました。
やわらかな雰囲気を演出するため、わざとモーターの動きをぎこちなくして、LED照明の点滅のタイミングとディスプレイの動きのタイミングを、同期したりずらしたりと工夫を凝らしています。
これは時計メーカーのディスプレイで、1990年に製作したものです。木目が美しいディスプレイと間接照明で、腕時計の高級なイメージを際立たせた自信製品です。
“木目が美しい、腕時計のディスプレイ什器” の続きを読む
関西にお住いの方ならご存知の方も多いかと思いますが、梅田のあるファッションビルのエントランスに、巨大なクジラのオブジェがあります。
“大阪梅田の巨大なアート造形物” の続きを読む
ヤスダモデルは、元々は鋳造用木型製作会社でしたが、木型製造技術を活かして什器も多く製作して参りました。
そして、現社長が機械設計に精通していたことから、動くディスプレイの製作も手がけるようになったのです。
製作実績としては、アパレル店舗などの、動くオシャレなディスプレイや、
耐震性能をわかりやすく見せるために、建物の構造を揺れる台の上に乗せたもの、
排水の仕組みを理解してもらうために、実際に動かせるポンプのミニチュアなどもあります。
ヤスダモデルの事業の1つである「からくり時計」も、このメカニカル什器の技術をさらに発展させたもので、
各自治体や学校などへの納品実績が多数あります。
屋外設置にも対応しておりますので、某カニ料理専門店の、大きな動くカニの看板のようなものも、製作可能ですよ!
まずは、どのような「形」や「動き」をするのか、ざっくりとしたイメージでもいいので、お問い合わせください。
どのようにして実現可能か、一緒にじっくり考えていきましょう!
↑ちょっと荒い写真ですが、ある百貨店のクリスマスディスプレイです。写真の下部に人の頭が写っているので、それと比べてもらうとかなり大きなサイズだとわかるかと思います。
いつもお世話になっている某商社の営業さんより、こんなご相談をいただきました。 「あるアパレル店舗のメインディスプレイに、9体のマネキンがクルクルまわる装置をつくれませんか?」 とのこと。話をよく聞くと、超大手アパレルの店舗デザインで、有名なデザイナーが上記のようなものを作るよう、指示をしてきたという。
「そんなのすぐできますよ。」 と軽く返事をしたら、
「違うんですよ。9体のマネキンが、寸分違わず回るんです。実は他のメーカーにも作ってもらったんですが、1日中回ってると、少しずつずれてきて、夕方には、9体がバラバラの方向を向いてしまう…ということになるんです。今作ってもらっているメーカーが言うには、超高性能なセンサーとモーターを使えば、ぴったり合わせることは出来るけれど、金額がびっくりするくらい高くなるんですよね…。今後、他の店舗にも設置していきたいから、確実に予算内で作って欲しいんです。」
…なるほど。そういうことか…。確かにむずかしい…と、思いつつも、今までの経験からなんとなく出来るような気がしていました。
「少し考えさせてください」と返事をして、しばらく考えることにしました。
なんとなーく出来るような気はしていたものの、具体的にどうしたらいいのか全く思いつかず、回るモーターを見つめて数日が経ちました。
安いモーターは、回るスピードに微妙に個体差があるんです。この微妙な差をどうして埋めればいいのやら…
本当に微妙なんです。1回転するスピードにしたら、0.01秒とかの差なんだけれども、1日中回ると各マネキンの向く角度がちょっとずつズレてくる。本当にちょっとなんだけどな…
1日回ってるからズレが大きくなる…数回なら絶対気付かない…ましてや1回転なら、同じといってもいいくらいなのに……
1回転なら同じ…そうだ!! 1回転するごとに、一瞬止めればいいんだ!0.01秒止まったって、誰も気付かない。
1回転するごとに、全てのマネキンを正面で止めて、再度同時に回り始めればいい。 そうすると、今の安いモーターでも可能じゃないか!!
それに気付いてから、すぐに試作に取りかかりました。思った通り!マネキンの回転がズレることはなく、一瞬止まっているのも全く気付かない。実際、試作してみると、1回転ごとではなく、数回に1回止めるくらいで充分だとわかり、すぐに某商社の営業さんに連絡しました。
もちろん、このアイデアは採用され、ディスプレイの製作、設置もご依頼いただきました。 全国や海外の店舗にも納入されることになり、社員一同、楽しく海外出張させていただきました♪
きっとみなさんもどこかで「クルッとマネキン」を見ているかもしれませんね。
「螺旋階段、作れませんかね?」 突然、顔なじみの某商社の営業さんから、こんな電話をいただきました。 「不可能な造形物はない!」といつも言っているので、「できます」と返事するしかありませんでした(笑) 誰でもが知っている高級ブランドの、東京の店舗に設置するそうです。 階段の高さは約6メートル、ぐるぐる回る階段の直径は約6.6メートル。 6メートルと言えば、2階建ての建物とだいたい同じ高さになります。一体どんなお店なんでしょうね… 階段である以上、人が何人も同時に登り降りする可能性もあるし、キレイな曲線を描かないといけないし、これも難しい案件だなぁ… とは言え、難しければ難しいほど、やる気がメラメラ燃え上がるのがヤスダモデルの職人たち。いつもと同じように、テキパキと作業を進めてくれるのでした。 3次曲線が連続する、非常に複雑な形状ですが、CADチーム、組み立てチームが連携し、製作しました。ベニヤ板には少しずつスリットを入れ、湾曲させていく技は、木型製作で培った技術です。
ヤスダモデルの特長の1つに、広い作業場があります。 3階は普段はガランとしてますが、大きな造形物はここで作ったりします。このカラフルな内装は、社屋を設計してくれた建築家と社長のこだわりです。
こちらは1階の作業場。天井高は10メートル以上…あると思います。高すぎて掃除ができないのが難点(><)